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貝のお刺身といえば

 

皆様、こんにちは。

明日から8月ですか。もうすぐ我々の大一番、サンマ漁の初出漁が近づいております!!!少し前にニュースで「サンマ1匹6000円!」とかありましたね。そう、サンマ漁は時期が早いほど値が高い。

 

近年、サンマが獲れなさ過ぎてもう。集魚灯(LEDで高い…)を緑色多めにする?それとも赤色増やす?とサンマ好みに改造をしたり、漁場をちょっと遠めにしてみたり、いろいろ現場も頑張ったんですが私たちのささやかな工夫も北の大自然の前ではなしのつぶて。今年は獲れるといいな。美味しい初サンマをみんなで食べたいです!

 

 

 

 

さて本日の話題、黒部で貝のお刺身といえば「バイ貝」。

生地の港でも連日いい貝があがっております!写真撮ったので見てください。

 

身がコリコリと食感良く、クセのないお味で美味しくて好きです。

バイ貝は大小さまざまな種類がありまして、これは刺身に適した大きな種類のバイ。その他にも煮物に適した小さなバイもあります。クセのないと書きましたが、醤油などで煮付けにすると何とも言えない旨味。何味?といわれてもバイ味としか。2枚貝にはだせない味わいが非常に美味しい巻貝です。晩御飯の食卓にも居酒屋の肴としてもよく登場します。

 

 

 

この記事を書くにあたって「バイ貝」でしらべると「唾液腺 毒」と出てきました。

え、毒あるの?!しらんかったー。

 

 

 

 

厚生労働省のリスクプロファイル:巻貝:唾液腺毒より引用します

『食後30分から1時間で発症し、激しい頭痛、めまい、船酔い感、酩酊感、足のふらつき、眼底の痛み、眼のちらつき、嘔吐感などがみられる。通常数時間で回復し、死亡することはない。酒に酔ったような症状があることから、原因巻貝は地方によっては酔い貝として知られている。』

 

 

 

酒で酔ったと思いきや、貝!って例もあるってことですね。刺身用の大きなバイ貝を調理するときは唾液腺を取り除いてからどうぞ。じゃ、小さいバイはどうなのかというと、私は子供のころから今の今まで、貝のまま煮て、爪楊枝を刺してグルっと身を出して、黒っぽい内臓だけ取って唾液腺ごと食べてましたけど、症状ないです。気にする人は唾液腺を取って食べてね。とってもおいしいよ!